
EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)とは?
EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)とは、主にシンセサイザーを使って作られた音楽により、聴衆を踊らせるミュージックジャンルを指します。
Electronic(電子)
Dance(踊り)
Music(音楽)
クラブやフェスといったパーティーシーンで多くかけられ、アメリカやヨーロッパを中心に人気が爆発しています。
日本のナイトクラブでもEDMは欠かせないジャンルの一つで、現代の若者にも突き刺さる名曲が幾つもあるのです。
これから初めてクラブ遊びをする人に向けて、行く前に知っておきたい18人のアーティストとその代表曲について紹介していきます。
クラブに行く前に知っておきたいDJと代表曲 〜18選〜

EDMを知らない人に向けて18人の有名DJ(アーティスト)を紹介しています。
EDM界の有名DJ(アーティスト) 〜18選〜
① Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)
② David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)
③ Timmy Trumpet(ティミートランペット)
④ Afrojack(アフロジャック)
⑤ Hardwell(ハードウィル)
⑥ Steve Aoki(スティーブ青木)
⑦ Alan Walker(アランウォーカー)
⑧ KSHMR(カシミア)
⑨ Don Diablo(ドン・ディアブロ)
⑩ ANYMA(アニマ)
⑪ R3HAB(リハブ)
⑫ Skrillex(スクリレックス)
⑬ Tiësto(ティエスト)
⑭ Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)
⑮ Marshmello(マシュメロ)
⑯ The Chainsmokers(チェインスモーカーズ)
⑰ Zedd(ゼッド)
⑱ Avicii(アヴィーチー)
① Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)

1994年5月14日生まれ、オランダ出身のDJ兼音楽プロデューサーが「Martin Garrix」です。
同じくオランダ出身アーティストの"Tiesto(ティエスト)"に憧れてDJを志し、幼い頃から音楽に触れて育ってきました。
その才能を若くして発揮し、DJ MAGの"Top 100 DJs"では、2016年〜2024年の間で5回も1位に輝く実績を持っています。
17歳の若さでリリースした"Animals"は、YouTubeで17億回再生(2025年時点)をする程の大ヒットを記録し、現代のEDM界を象徴するアーティストの1人になっているのです。
DJ MAG(ディージェーマグ)とは?
「DJ Magazin」の略になり、最新のEDMやクラブ情報が掲載された世界的に有名な専門雑誌。
② David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)

1967年11月7日生まれ、フランス・パリ出身の音楽アーティストが「David Guetta」です。
EDMブームを作った1人に挙げられる彼は、17歳からクラブDJとしてキャリアをスタートさせました。
音楽プロデューサーとしての実力も兼ね揃え、HOUSE、POPS、HIP-HOPなど、ジャンルを超えて様々なヒット曲を連発しています。
中でもShowtekとコラボして作られた"Bad"は、勢いのあるサウンドで中毒性の高いパーティーチューンになっています。
③ Timmy Trumpet(ティミートランペット)

1982年6月9日生まれ、オーストラリア・シドニー出身のミュージシャンが「Timmy Trumpet」になります。
DJ × トランペット演奏の今までにないスタイルを確立し、一躍有名になったアーティストです。
EDMの中に華やかなトランペットの音色を加えた斬新なサウンドは、世界中の人々を虜にしているのです。
Blasterjaxxとコラボした"Narco"は、メジャーリーグでTimmyが生演奏を行い、大きな話題を呼びました。
④ Afrojack(アフロジャック)

1987年9月9日生まれ、オランダ出身のDJ兼音楽プロデューサーが「Afrojack」です。
世界最高峰の音楽賞と言われるグラミー賞を受賞し、EDM界でもトップクラスで活躍するアーティストになります。
ビヨンセやマドンナといった大物歌手の楽曲をプロデュースする等、その才能は音楽業界全体に大きな影響を与えているのです。
Pitbull、Ne-Yo、Nayerとフューチャリングして完成された楽曲"Give Me Everything"は、クラブ好きなら誰もが聴いた事あるヒットナンバーでしょう。
⑤ Hardwell(ハードウィル)

1988年1月7日生まれ、オランダ・ブレア出身の若き天才が「Hardwell」です。
DJ MAGの「Top 100 DJs 2013」で史上最年少の1位を獲得すると、翌年(Top 100 DJs 2014)も続けて1位に輝きました。
数々の有名音楽フェスティバルにヘッドライナーとして登場し、興奮と熱狂を生み出してきたのです。
Jason Deruloをフューチャリングして作られた"Follow Me"は、高揚感高まる人気曲になっています。
⑥ Steve Aoki(スティーブ青木)

1977年11月30日生まれ、アメリカ・フロリダ出身で日本人のルーツを持つアーティストが「Steve Aoki」です。
聴き心地の良い楽曲センスは勿論、「Aoki Jump」や「ケーキ投げ」といったライブパフォーマンスも魅力の一つになります。
1年で250日以上のライブをこなし、2014年には、年間で一番移動の多いミュージシャンとしてギネス認定までされています。
人気曲は、Steve Aoki、Marnik & Lil Jonの"Supernova(Interstellar)"は、クラブでかかるとブチ上がる一曲です。
⑦ Alan Walker(アランウォーカー)

1997年8月24日生まれ、ノルウェー育ちの音楽プロデューサーが「Alan Walker」です。
15歳で音楽プロデュースを独学で学び、オンラインで楽曲のリリースをしていました。
2015年に誕生した名曲"Faded"は、YouTubeで38億回再生(2025年時点)され、世界的な大ヒットを記録したのです。
ゆったりとしたテンポで、壮大かつ美しい世界観がメロディに伝わる一曲になります。
⑧ KSHMR(カシミア)

1988年10月6日生まれ、アメリカ・カルフォニア出身のアーティストが「KSHMR」です。
アメリカで人気のHIP-HOPグループ「The Cataracs(ザ・キャタラクス)」の1人として活動してきましたが、相方の脱退を切っ掛けに2014年から本格的にDJ活動を始めました。
デビュー翌年には、DJ MAGの「Top 100 DJs 2015」に23位にランクインし、「Top 100 DJs 2024」では、14位にランクインする程の実力です。
様々な有名アーティストとコラボをしては、ヒット曲を生み出し続けるKSHMRは、Tiestoとコラボした"Secrets"が有名です。
⑨ Don Diablo(ドン・ディアブロ)

1980年2月27日生まれ、オランダ・クーバーデン出身のアーティストが「Don Diablo」です。
EDMのサブジャンルの一つ"Future House(フューチャーハウス)"の先駆者で、EDMとHOUSEを組み合わせた革新的な音楽が特徴になります。
DJ MAGの「Top 100 DJs 2014」では、82位に初ランクインをすると、翌年(2015年)で一気に順位を上げて30位、そして、今では10位前後に必ずランクインする大物DJとなったのです。
2015年にリリースされた"On My Mind"は、軽快なリズムに心地良いビートが印象的なナンバーになります。
⑩ ANYMA(アニマ)

1988年5月19日生まれ、ドイツに拠点を置くイタリア系アメリカ人が「ANYMA」です。
音楽とビジュアルアートを組み合わせたライブパフォーマンスで、今、大きな話題を呼んでいるアーティストになります。
エレクトロニックを聴きながら、美しい映像で視覚も刺激するイマーシブリアリティ(没入型現実)が体験出来るでしょう。
Anyma & Rebūkeによるコラボ曲"Syren"は、音と光のエンターテイメントを楽しめるので、是非ライブ映像で視聴ください。
⑪ R3HAB(リハブ)

1986年4月2日生まれ、オランダ系モロッコ人のDJが「R3HAB(リハブ)」になります。
テクノやトランスよりもハウスに近い"Progressive House(プログレッシブハウス)"の開拓者であり、アップテンポでハイテンションな曲調が特徴的です。
EDMの定番と言われるヒット曲を連発し、曲名に"SAKURA(桜)"、"KARATE(空手)"等の名前も付けている事から親日家としても有名なのです。
イタリアを中心に活動するVINAIとのコラボで生まれた"How We Party"は、EDM初心者でもノリやすいサウンドになっています。
⑫ Skrillex(スクリレックス)

1988年1月15日生まれ、アメリカ・ロサンゼルス出身のDJが「Skrillex」です。
ダブステップから進化した"ブロステップ"の先駆者で、力強い重低音が響く楽曲を中心に制作しています。
元々、ハードコアロックバンドのボーカルでしたが、声帯を痛めた事を理由にソロで活動を始め、DJへと転身を果たしたのです。
騒がしい意味が含まれる"Bangarang"は、Skrillexらしい激しくノイジーな音楽になっています。
⑬ Tiësto(ティエスト)

1969年1月17日生まれ、オランダ出身のレジェンドDJが「Tiësto」です。
ダンスミュージック界では、最も知名度のあるDJといっても過言ではなく、彼とコラボする事を目標に掲げるDJも多くいます。
過去にMartin Garrix、Hardwellといった若手達とコラボし、最前線を走るトップアーティスト達を更に輝かせてきたのです。
2019年にリリースされた"God Is A Dance
"は、イギリスを拠点に活動するMabelとコラボした一曲で、美しく妖美な音色が独自の世界観を作り上げています。
⑭ Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)

1989年1月6日生まれ、オランダ出身DJ兼音楽プロデューサーが「Nicky Romero」です。
幼少期からドラムに打ち込み音楽センスを磨いていた彼は、Tiësto、David Guettaといったレジェンドからサポートを受けて知名度を高めていきました。
DJ MAGの「Top 100 DJs 2013」では、7位にランクイン、翌年(Top 100 DJs 2014)には、8位を獲得して実力を見せ付けました。
人気のきっかけとなったのは、"Toulouse"という曲で、アノニマスの仮面を着けた集団が踊り狂うMVが話題を呼びました。
⑮ Marshmello(マシュメロ)

1992年5月19日生まれ、アメリカ出身のアーティストが「Marshmello」です。
独特の白い覆面を被り、謎のベールに包まれているDJですが、数多くのヒット曲を手掛けてきた天才プロデューサーになるのです。
2枚目に出したシングル"Alone"は、Billbord Hot 100で60位にランクインした人気曲になります。
⑯ The Chainsmokers(チェインスモーカーズ)

アンドリュー・タガートとアレックス・ボールの2人によって、2012年に結成されたデュオが「The Chainsmokers」です。
普通の大学生だった2人が結成して僅かの2014年に"#SELFIE"をリリースし、大ヒットを記録。
そして、2016年に発表された"Closer"は、YouTubeで32億回再生(2025年時点)されており、彼らの勢いを更に加速させる名曲となりました。
2019年には、世界的なビジネス誌であるForbesの「世界で最も稼ぐDJ」として1位を獲得したのです。
⑰ Zedd(ゼッド)

1989年9月2日生まれ、ロシア出身ドイツ育ちのDJ兼音楽プロデューサーが「Zedd」です。
両親が音楽家であった事から幼少から様々な音楽に触れて育ち、20歳でEDMの楽曲制作を始めました。
アリアナ・グランデ、レディ・ガガ、ジャスティンビーバーといった豪華歌手ともコラボし、スターの一員となったのです。
Zeddの知名度を広めたきっかけは、"Clarity"という曲で、2010年代のEDMの傑作と言われた名曲になります。
⑱ Avicii(アヴィーチー)

1989年9月8日生まれ、スウェーデン出身のDJが「Avicii」です。
2018年4月に自ら命を絶ち、世界中の音楽ファンに衝撃を与えました。
ただ盛り上げるだけの音楽ではなく、曲の中に感情を掻き立てる強いメッセージ性が魅力的です。
中でもデビューアルバム「True」に収録されている"Dear boy"は、歌詞とリズムの絶妙なバランスで感動的な1曲に仕上がっています。