オススメ

【アルバイト】ナイトクラブの仕事内容とは? 9つの役割を徹底解説!

ナイトクラブのお仕事

ナイトクラブは、お酒、音楽、ダンスなど、夜の娯楽を味わえる空間です。

そこで働くクラブスタッフ達は、普段どの様な仕事を行い、どんな役割があるのでしょうか。

今回は、クラブで働く上での仕事内容やメリット、デメリットについて話していきます。

ナイトクラブの業務内容

そもそもナイトクラブには、様々な役割の業種が存在します。

一括りにクラブスタッフと言っても、一義的に役割が決められている訳ではないのです。

ここでは大きく、9つあるセクション(ポジション)について解説していきます。

セクション

① ホールスタッフ
② クリーンスタッフ
③ バーテンダー
④ フロントスタッフ
⑤ エントランススタッフ
⑥ エスコートスタッフ

⑦ セキュリティー
⑧ DJ
⑨ゴーゴーダンサー

① ホールスタッフ

「ホールスタッフ」とは、店内でお客様に対するサービスや案内業務行うスタッフを指します。

(クラブスタッフ = ホールスタッフ)を指している場合が多く、その分、沢山の人数が当て込まれるセクションでもあります。

お客様との会話や多くのスタッフ達と連携を取る為、一般的なコミュニケーション能力が問われてくるでしょう。

・基本業務
  ドリンクやフードを運んだり、その他お客さんからの質疑応答に答えて案内をする業務

・VIPサービス
 VIPシートを取られたお客さんに対して、シャンパンを注いだり、注文を受ける業務

・顧客との関係値づくり
 お客さんと仲良くなって、リピートに繋げる接客業務

上記の業務を中心に、店内での接客に関わる全ての事を行うのです。

② クリーンスタッフ

店内の美観を保つ為、清掃を専門に行う人を「クリーンスタッフ」と言います。

・飲み終えたグラスの回収
・灰皿交換
・ゴミ拾い
・トイレ清掃
・お皿やグラス洗い

ナイトクラブでは、非日常空間を提供する為に、常に店内を綺麗にしている事が理想です。

しかし、多くの人が行き交う場にもなる為、直ぐに汚れてしまうのも事実なのです。

クリーンスタッフは、ナイトクラブにとって無くてはならない存在になるので、他のスタッフとは異なり、時給が高く設定されているお店も多くあります。

③ バーテンダー

お客様から注文を受け、ドリンクを作って、提供するスタッフが「バーテンダー」になります。

ナイトクラブでバーテンダーは未経験からでもなりやすく、人気のセクションになります。

しかし、その反面でカクテルの種類から作り方、シャンパンやワインの名前など、多くの知識を覚える必要がある為、一人前のバーテンダーになるには、長い練習期間を要します。

また、大量の注文を捌く必要があるので、ドリンクをテキパキと作れるスピードも重要になる仕事です。

④ フロントスタッフ

お客様からの問い合わせや入場料金を受け取るセクションが「フロントスタッフ」になります。

ナイトクラブでは、一般的にエントランス料金と呼ばれる入場料を支払ってから店内での遊興を行います。

その為、お金の受け渡しを中心にした業務がメインになるのです。

また、その他にも店内での落とし物や電話受付を行う場所もフロントになるので、より丁寧な言葉遣いと落ち着いた対応が行える事が条件になるでしょう。

⑤ エントランススタッフ

お店の玄関口を中心に業務に取り組むのが「エントランススタッフ」になります。

お客様に1番最初に対面する場所でもある為、セキュリティーと一緒にIDチェックやボディーチェック、VIP席の問い合わせなどを協力して行います。

季節や天候によって、大変な時もありますが、お客様と静かな場所でコミュニケーションが取れる数少ない場所でもあります。

⑥ エスコートスタッフ

VIP席を利用するお客様をスムーズに席まで案内をするセクションが「エスコートスタッフ」になります。

人混みの多い店内をスムーズに案内する為、専属のエスコートスタッフを雇うお店もあります。

店舗によってはエスコートスタッフを雇わず、ホールスタッフやダンサーがその役割を担う場合があります。

⑦ セキュリティー

クラブ内でトラブルが起きた時、直ぐに駆け付けて対応をする仕事が「セキュリティー」になります。

様々なトラブルを想定して未然に防止する為、各場所にセキュリティーが配置されるのです。

また、お店によって独自の規則もあるので、お客様にルールを守ってもらう為に注意を行う役割もあります。

みんなが安心して遊べる為に、ナイトクラブの安全を守る大切な仕事になるのです。

また一般的には、お店と警備会社が契約を結び、セキュリティーを発注している場合が基本です。

もし、セキュリティーの仕事に興味がある人は、ナイトクラブに派遣している警備会社へ問い合わせてみましょう。

⑧ DJ

様々な音楽を絶え間なく流し、フロアの雰囲気を盛り上げる役割が「DJ(ディスクジョッキー)」です。

ターンテーブルを使って音楽を繋ぎ合わせ、ミックスやスクラッチで場を盛り上げる技術職になります。

顧客の年齢層に合わせ、オーディエンス(お客様)を盛り上げていかなければならないのです。

ジャンル問わず、最新のヒット曲を熟知しているのは勿論、お店のコンセプトに合わせた選曲が出来なければならないでしょう。

⑨ ゴーゴーダンサー

ナイトクラブで踊って盛り上げる役割が「ゴーゴーダンサー」になります。

原則、決まった時間にお立ち台へ上がり、派手な衣装を着てパフォーマンスをします。

容姿端麗な外見や個性的な人が採用され、ダンスなどの技術も採用基準に入るのです。

ナイトクラブの給料

ナイトクラブで働くスタッフ達は、どのくらいのお給料を貰っているのでしょうか。

ナイトクラブのアルバイトの給料

アルバイトの時給:1300円~2000円

職種やセクション、また地方のナイトクラブか都心のナイトクラブかによって給料は変化します。

深夜帯での仕事になるので、比較的に高い時給が設定されており、複数のセクションをこなせるスタッフは更に時給が高くなる場合もあるでしょう。

ナイトクラブの社員の給料

社員の初任給:25万円〜

アルバイトの雇用形態以外にも正社員制度があります。

アルバイトを経験してから社員になる人が多く、安定面と収入面で長く働けばメリットがあるのが特徴的です。

クラブスタッフに求められるスキル

クラブスタッフは、未経験からでも挑戦できるのが特徴です。

他の職種に比べ、求められるスキルについても見ていきましょう。

チェック

① 接客スキル
② コミュニケーション能力
③ 英語スキル

① 接客スキル

お客様にサービスを提供する上で「接客スキル」は必要不可欠です。

丁寧な言葉遣いは勿論、お客様の気持ちを考え、相手を喜ばせられるサービスを提供しなければなりません。

・こんなサービスをしたら喜ぶのでは?
・また遊びに来たいと思わせるには?

仕事中、常にお客様の気持ちを考えて接客が行える姿勢が大切でしょう。

② コミュニケーション能力

クラブスタッフに1番大切になるのが「コミュニケーション能力」と言っても過言ではありません。

基本的な接客スキルだけでなく、お客様との距離を縮めて、またお店に来たいと思わせられる事が大切になのです。

積極的にお客様と話しかけて、相手の満足度を高められる能力が必要でしょう。

③ 英語スキル

必須のスキルではありませんが、英語が話せるスタッフは重宝されます。

ナイトクラブは、日本より海外の方が盛んな事から、来店されるお客様も外国人が多い傾向にあります。

その時に、スムーズな案内やサービスを行う為に英語を話すことが出来れば、顧客満足度も大きく上がります。

流暢な英語が話せなくても、よく聞かれる質問などは、英語で返せるようにすると良いでしょう。

ナイトクラブで働くメリット

ナイトクラブで働くメリットについて確認していきましょう。

・コミュニケーション能力が高くなる
・人脈が広げられる
・単純にお金が稼げる

コミュニケーション能力が高くなる

接客業全般に当てはまりますが、対面で話すことを基本にしたナイトクラブの業務は、トーク力を磨くのに最適な仕事です。

ナイトクラブは、多種多様な人が多く来る為、色々な人の話し方や考え方を学ぶことも出来ます。

特に、話す事に苦手意識を持っている人は、克服するのに打ってつけの仕事かも知れません。

人脈が広げられる

ナイトクラブの接客は、他の飲食店とは少し異なり、お客さんと仲良くなって再来店(リピート)に繋げる目的があります。

仕事の中でお客様と仲良くなり、人脈が広げられるクラブスタッフは、お金を稼ぎながらも沢山の人と繋がれるチャンスがあるのです。

人脈を増やす事ができれば、将来的に自分のビジネスやプライベートを充実させる事に繋げられるかも知れません。

単純にお金が稼げる

ナイトクラブで働くメリットは、お金が稼げる事です。

日中に働くお仕事に比べて、深夜割増で働けるので時給が高く貰えるのです。

大変な事もありますが、稼げるメリットは外せません。

ナイトクラブで働くデメリット

ナイトクラブで働くデメリットについても触れていきましょう。

・体力仕事になる
・不規則な生活リズム
・週末や祝前日に遊べなくなる

体力仕事になる

ナイトクラブのスタッフ業務は、ほとんどが体力仕事になります。

重い荷物やドリンクを運んだり、常に動き回り続けなければいけません。

尚且つ、深夜帯での活動になるので慣れるまでが大変な仕事と言えるでしょう。

不規則な生活リズム

夜に働くナイトクラブは、自身のコンディションを整える事も難しくなります。

昼夜逆転の生活が上手くいかず辞めてしまう人も少なくないのです。

これから働こうと考えている人は、慎重に考えましょう。

週末や祝前日に遊べなくなる

面接の段階で言われる事が、週末や祝前日、特別営業に関しては、出勤要請を依頼されます。

ナイトクラブの売り上げの大半は、世間一般で次の日が休みである週末や祝前日になり、それだけ稼動率が高くなってしまうのです。

自身のシフトが自由に組めなくなる可能性もあるので注意が必要でしょう。

さいごに

ナイトクラブの仕事は、決して楽な業務ではありません。

接客業である以上、お客様に対して気遣いをし続けなければならないからです。

ですが頑張った分、見返りがあるのも事実です。

人を笑顔にできる仕事は、やっていて良かったと思える瞬間もあるので筆者はオススメします。

-オススメ