IDチェック(身分証確認)とは
ナイトクラブに入る上で、IDチェックが必要になる事をご存知でしょうか?
「IDチェック」とは、お店に入る前に自身の「身分証」をお店側へ提示して、入店する決まりになります。
初めてクラブ遊びを行う人は、聞き慣れないかも知れませんが、クラブ遊びをする上で、IDは必ず準備しなければなりません。
今回は、IDチェックの基本的なルールとその他の準備物について解説していきます。
ID(身分証)チェックを行う理由
IDチェックを行う1番の目的は、20歳以上かどうかを見極める為です。
成人年齢の引き下げが、2022年4月から18歳へと変わりましたが、お酒や煙草の嗜好品は変わらず20歳になってからです。
しかし、年齢確認以外にも、何かお店内でのトラブルに巻き込まれた時の為に、身分証の携帯を促しているお店もあります。
あからさまに年齢が超えている場合でも、身分証の提示が求められるのも、この為なのです。
ID(身分証)として認められている物
基本的にID(身分証)と認められているのは、「公的機関が発行している顔写真付きの身分証」になっています。
具体的には、下記を参照して下さい。
例)IDに認められている物
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
・住民基本台帳カード(住基カード)
外国人であれば、自国から発行された「運転免許証」や「ナショナルID」も有効になりますが、パスポートであれば間違いないでしょう。
また、少し特殊なケースではありますが、「小型船舶の免許」や「自衛官身分証明書」も規定のIDの対象になるお店が多いです。
しかし、あくまで身分証の規定は、お店側の判断に委ねられているので、事前に問い合わせて確認すべきでしょう。
規定のID(身分証)がない場合は?
中には、普段からパスポートを持ち歩いていない、運転免許証をまだ取得していない、といった理由で、規定の身分証を持ち合わせていない人も多いはずです。
では、規定のIDがない場合には、クラブに入ることは絶対に不可能なのでしょうか?
実際の所、必ずしも入れない訳ではなく、代替え出来る2点の身分証を併せる事で、入店できるケースもあります。
1.健康保険証
公的機関から発行されているが、顔写真が付いてない
2.学生証
顔写真付きだが、公的機関から発行されていない
上記2つの身分証は、本来であれば認められていませんが、「健康保険証」+「学生証」を併せて入店が出来る場合もあります。
※あくまで、一つのケースになるので、お店の裁量によって異なります。
IDチェック時にやってはいけない事
いくらクラブに入りたいという理由があっても、お店のルールを守らずに、ズルをしてはいけません。
やってはいけない事
・IDの使い回し
・偽装ID(フェイクID)
IDの使い回し
身分証の使い回しはやってはいけない行為です。
自身がパスポートや運転免許証など、有効なIDを複数持っている場合でも、友人に渡して入店させようとしてはいけません。
お店側からしたら悪質な行為として、出入り禁止になる場合もあります。
偽装ID(フェイクID)
生年月日の日付を修正して、自分の身分証を偽装する行為はやってはいけません。
場合によっては、警察に連れて行かれる可能性もあります。
その他の注意事項
規定の身分証を揃えれば、必ずお店に入店できると言う訳ではありません。
その他、注意事項について確認していきましょう。
ドレスコードの規定
ナイトクラブのエントランス(玄関口)では、IDチェックと同時に身だしなみの確認(ドレスコードチェック)がされます。
お店に相応わしい服装かチェックをされるのです。
例)ドレスコードNG
・サンダル
・ジャージ・スウェット
・半ズボン
・タンクトップ
・タトゥー(刺青)
・作業着
…etc
お店によって、規定のドレスコードの敷居は大きく異なるので、事前にお店にHPを確認してから行くのが無難でしょう。
持ち込み禁止物
ナイトクラブでは、手荷物検査(バックチェック)や身体検査(ボディチェック)も行われます。
持ち物の確認と身体検査を行い、事前に危険物を持っての入店を防ぎます。
また、この中には危険物になりうる物も含まれます。
持ち込み禁止物
・ハサミ
・傘
・自撮り棒
沢山の人が行き交うナイトクラブでは、トラブルを未然に防ぐ為に、危険物になりうる物を持っての入店を断っています。
持ち金不足
お店に入る上で、エントランス料を払うのが基本的です。
1000円〜5000円が相場になっているので、準備を整えて遊びに行きましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
クラブ遊びをした事がない人にとっては、IDチェックの意味が、イマイチ分からない人も多い事でしょう。
分からないまま行って、入店拒否をされてしまっては勿体ないです。
事前に準備を整えて、クラブ遊びを満喫しましょう。