バーテンダーとは?
お洒落な飲食店の多くには、バーカウンターが設置されています。
その中からお客さんの注文に応じて、お酒を作り、ドリンクを提供する仕事を「バーテンダー」と呼ぶのです。
今回は、ナイトクラブのバーテンダーの仕事内容と初心者にオススメされる理由について詳しく解説していきます。
クラブのバーテンダーの仕事内容
ナイトクラブのバーテンダーは、日頃どの様な仕事に取り組むのか見ていきましょう。
ドリンク作り
バーテンダーのメインとなる仕事は、お客さんに対して、美味しいお酒を素早く提供する「ドリンク作り」になります。
ビールやワイン、そして様々な種類のカクテルを作って提供する事で、お金を貰ってお店の利益を作るのです。
しかし、ナイトクラブの週末のピークタイムでは、沢山のお客さんがバーカウンターに押し掛けて大量のお酒の注文が入ります。
何百人分のドリンクを素早く作る為、効率的な作業と頭の回転の速さが大切になります。
発注作業
その日の営業終了後、どの種類の飲料がどのくらい消費したのかを計算し、新たにボトルなどの飲料を酒屋へ注文する「発注作業」を行う必要があります。
お店に保管が行えるスペースを考え、多過ぎず少な過ぎず決められた数の在庫を補充するのです。
特にナイトクラブでは、お酒が提供される他の飲食店と比較しても、何倍もの消費が予想される為、発注作業も重要な役割になるのです。
接客サービス
同じお酒を提供する居酒屋やキャバクラなどの飲食店は、お客さんの目の前でドリンクが作られる事は基本ありません。
しかし、バーカウンターを挟んでお客さんと向き合うバーテンダーは、お酒の説明やお金のやり取りを直接行う「接客業務」になります。
お客さんとコミュニケーションを取って、サービスを行い、円滑に作業を進める能力が必要になるのです。
クラブのバーテンダーになるメリット
ナイトクラブでバーテンダーを行うメリットには、どの様なことが考えられるのでしょうか。
3つのメリットについて解説をしていきます。
① お酒のプロになれる
② 沢山の人と仲良くなれる
③ 異性からモテる
① お酒のプロになれる
バーテンダー = お酒のプロフェッショナル
と言っても過言ではないでしょう。
バーテンダーは、ただ、お酒の種類を覚えれば良い訳ではありません。
・どんな味わいか?
・何で割られて作られているのか?
・他の種類のお酒と何が違うのか?
…etc
上記の様に、お客さんに対して、お酒に関する知識を説明する場面が問われてきます。
ビール、カクテル、シャンパン、ワインなど、ナイトクラブでバーテンダーを経験する事で、幅広いお酒の知識を身に付ける事が出来るでしょう。
② 沢山の人と仲良くなれる
接客サービスであるバーテンダーは、沢山の人と会話が出来る職業になります。
特に、ナイトクラブのバーテンダーは、落ち着いた雰囲気のBARに比べて、より多くの人と対面する事になります。
忙しいピークタイムでは、ゆっくり会話を楽しむ事は難しいかも知れませんが、暇な時間にお客さんとコミュニケーションを取れば、人脈を増やす事も可能でしょう。
③ 異性からモテる
バーテンダーは、格好良くてオシャレ!
こんな印象を持つ方は、世間一般に多いかも知れません。
大人しか飲めないお酒を作るバーテンダーは、振る舞いや喋り方一つを取っても魅力的に感じてしまうのです。
しかし、その反面で異性と接する機会が多い職業柄、一部の人からは「チャラい」や「軽薄」といった、悪いイメージを持つ人も少なくありません。
クラブのバーテンダーの給料は?
時給:1300円前後
都内ナイトクラブのバーテンダーの時給は、1300円前後が妥当と言えるでしょう。
バーテンダーとは言え、クラブで働く他のスタッフと同じ基準の給料形態が基本になるのです。
深夜帯の稼働になるので、高いか安いかは別として、初心者歓迎の求人も多いので、興味のある人は調べてみると良いかも知れません。
バーテンダーは、こんな人にオススメ!
バーテンダーという職業は、先ほども述べていた様に「お酒のプロフェッショナル」になるお仕事です。
本気で仕事に取り組むほど、お酒に対する知識が自ずと深まるので、社交の場から友人との飲み会の場まで、幅広く知識を披露する事が出来ます。
また、自分がいずれ、居酒屋やBAR、それ以外にもお酒を提供する飲食店を経営したいと考えている人にとって、ナイトクラブのバーテンダーは、様々な経験を積む事が出来るのでオススメと言えるでしょう。